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プログラミング言語「ドリトル」
大阪電気通信大学 兼宗研究室
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ch_server
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# ネットワーク通信 ドリトルではサーバーを起動することで、ネットワークに接続された他のコンピュータ上のドリトルと通信することが可能になる。 ## サーバーの起動 サーバーはドリトルの編集画面から「server」のチェックボックスをクリックすることで起動することができる。警告のウィンドウが表示された場合には、「ブロックを解除する」を選択する。 {{:pasted:20180103-162043.png}} 起動すると、「server」のチェックボックスの下に枠が表示される。 サーバに情報が送られると、この枠内に内容が随時表示される。 {{:pasted:20180103-162058.png}} ## IPアドレスの確認 ドリトルがサーバーと通信するときは、サーバーが起動しているコンピュータを指定する必要がある。ドリトルがサーバーと同じコンピュータで動作している場合は、コンピュータ名として **localhost** を指定することで通信できる。 ドリトルがサーバーと異なるコンピュータで動作している場合は、サーバーの動作している**コンピュータ名**または**IPアドレス**を指定する。ドリトルが動作しているコンピュータのIPアドレスは、サーバー画面の下部に表示されている。(「192.168.11.8」の部分はコンピュータによって異なる) {{:pasted:20180103-162117.png}} ## サーバーとの接続 サーバーと通信するプログラムでは、最初にサーバーとの**接続**を行う。次のプログラムはドリトルが動いているコンピュータで動作しているサーバーと接続する。異なるコンピュータで動作している場合には、「localhost」 の代りにサーバーが動作しているコンピュータを名前かIPアドレスで指定する。 <code> サーバー!"localhost" 接続。 </code> ## オブジェクトの書き込み あるコンピュータ上で作ったタートルやボタンなどの各種のオブジェクトをサーバーに登録することで、他のコンピュータに受け渡すことができる。 サーバーオブジェクトの**書く**という命令により、指定したオブジェクトの複製をサーバー上に名前を付けて登録できる。次のプログラムでは、「かめた」 という名前のタートルオブジェクトを、サーバーに 「kameta」 という名前で登録している。 <code> サーバー!"localhost" 接続。 かめた=タートル!作る。 サーバー!"kameta" (かめた)書く。 </code> ## オブジェクトの読み出し サーバーに書き込んだオブジェクトは、**読む**という命令により、読み出して利用することができる。次のプログラムでは、サーバー上に「kameta」 という名前で登録されたタートルオブジェクトを、使用中のドリトル上に複製し「かめきち」という名前を付けている。 {{:pasted:20180103-162139.png}} <code> サーバー!"localhost" 接続。 かめきち=サーバー!"kameta" 読む。 かめきち!100 歩く。 </code>
ch_server.txt
· 最終更新: 2018/02/09 11:05 by
klab
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