この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。
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ch_jsdiff [2020/07/15 10:46] klab |
ch_jsdiff [2020/07/30 23:00] (現在) klab |
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ライン 1: | ライン 1: | ||
- | インストール版(イ)/オンライン版(オ)/Bit Arrow版(BA)の違いをまとめます。 | + | インストール版/オンライン版/Bit Arrow版の違いをまとめます。 |
- | ### 構文 | + | ### エラー表示 |
- | インストール版でエラーになる書き方が、オンライン版とBit Arrow版ではエラーにならないことがあります。 | + | オンライン版とBit Arrow版では、インストール版でエラーになる書き方がエラーにならないことがあります。 |
* 代入する変数をカッコで囲んだ場合。(例)**(かめた) = タートル!作る。** | * 代入する変数をカッコで囲んだ場合。(例)**(かめた) = タートル!作る。** | ||
* 最後の行にエラーがある場合。 | * 最後の行にエラーがある場合。 | ||
ライン 14: | ライン 14: | ||
- | ## タートルグラフィックス | + | ### タートルグラフィックス |
+ | * 「ゆっくり動く」はオンライン版で使用できます。インストール版とBit Arrow版は対応していません。 | ||
+ | * 「線の色」を続けて使ったときに、オンライン版とBit Arrow版では複数の色の線になりますが、インストール版では全体が最後に指定した色の線になります。 | ||
+ | * 「ペンなし」を実行したときにオンライン版とBit Arrow版ではタートルが線を引かなくなることに加えて、それまでに描いた線から図形が作られます。 | ||
+ | * 図形を作ったときに、オンライン版とBit Arrow版では面積のない直線のような図形が画面に表示されないことがあります。(例)**かめた!100 歩く 180 右回り 100 歩く(赤)図形を作る。** | ||
+ | * 「拡大する」で拡大・縮小しても当たり判定の範囲が変化しません。 | ||
- | + | ### 配列 | |
- | + | * 「書く」では要素を1つずつ追加してください。 | |
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
- | ## オンライン版で確認している不具合 | + | |
- | ### 図形の線が表示されない場合がある | + | |
- | n角形として閉じた図形から直線が伸びている図形を描画し、色を塗った場合に直線が表示されないケースを確認しています。 | + | |
- | 色を塗った段階で図形が「線」から「面」として認識されますが、直線が「0角形」として認識されるため描画されないという原因を確認しております。 | + | |
- | <code> | + | |
- | かめた = タートル!作る。 | + | |
- | かめた!100 歩く。 | + | |
- | 「 | + | |
- | かめた!100 歩く 90 左回り | + | |
- | 」!4 繰り返す (赤) 図形を作る。 | + | |
- | </code> | + | |
- | + | ||
- | (色を塗る前の線の状態) | + | |
- | + | ||
- | {{:jsdiff_figure_1.png?200|}} | + | |
- | + | ||
- | (色を塗ったあとの状態 四角形の左下から伸びた直線が描画されない) | + | |
- | + | ||
- | {{:jsdiff_figure_2.png?200|}} | + | |
- | + | ||
- | ### 『タートル!ペンなし』を実行した段階で図形が切り離される | + | |
- | 『タートル!ペンなし』が実行された段階でそれまで描画した図形が切り離されるため、 | + | |
- | 『ペンなし』『ペンあり』を組み合わせて図形を描画した後、纏めて色を塗るといったことができません。 | + | |
- | <code> | + | |
- | かめた=タートル!作る。 | + | |
- | かめた!50 4 角形。 | + | |
- | かめた!90 左回り ペンなし。 | + | |
- | かめた!50 歩く ペンあり。 | + | |
- | かめた!50 4 角形 (赤)図形を作る。 | + | |
- | </code> | + | |
- | + | ||
- | (『ペンなし』実行前の四角形は赤く色が塗られない) | + | |
- | + | ||
- | {{:jsdiff_figure_3.png?100|}} | + | |
- | + | ||
- | ### 『タートル!線の色』を実行した際に、それ以前に描画した線の色が変わらない | + | |
- | <code> | + | |
- | かめた=タートル!作る。 | + | |
- | かめた!(赤) 線の色 100 歩く 90 左回り。 | + | |
- | かめた!(青) 線の色 100 歩く 90 左回り。 | + | |
- | かめた!(緑) 線の色 100 歩く 90 左回り。 | + | |
- | かめた!(黄) 線の色 100 歩く 90 左回り。 | + | |
- | </code> | + | |
- | + | ||
- | (4色の線からなる四角形が描画される) | + | |
- | + | ||
- | {{:jsdiff_figure_4.png?200|}} | + | |
- | + | ||
- | ### 本来構文エラーとなるプログラムが通ってしまう場合がある | + | |
- | オンライン版では、本来エラーが起こるはずの構文がエラーとならないケースを確認しています。 | + | |
- | <code> | + | |
- | //代入の左式に()が使えてしまう | + | |
- | (かめた) = タートル!作る。 | + | |
- | </code> | + | |
- | <code> | + | |
- | //最後の文が途中で終わっているにも関わらずエラーにならないケースがある | + | |
- | かめた=タートル! | + | |
- | </code> | + | |
- | <code> | + | |
- | //関数の最後が『」』で閉じられていないにも関わらずエラーにならないケースがある | + | |
- | 処理=「 | + | |
- | かめた=タートル!作る。 | + | |
- | かめた!100 歩く。 | + | |
- | </code> | + | |
- | <code> | + | |
- | //プログラムの最後に『。』が抜けているにも関わらずエラーにならない | + | |
- | かめた=タートル!作る。 | + | |
- | かめた!100 歩く | + | |
- | </code> | + |