プログラミング言語「ドリトル」

大阪電気通信大学 兼宗研究室

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サイト用ツール


ch_protchcommunication

**以前のリビジョンの文書です**

文字のやりとり

 プロッチを2台使うことで文字を送ることができる。文字の送受信はシリアルオブジェクトの出力で文字を送信し、読むで送信された文字を取得できる。プロッチ2台を繋ぐためには、ジャンパワイヤーなどの通信コードを使う。パソコンとの接続は下図のように行う。 protch_chat_pc.jpg

 ジャンパーワイヤーの配線については、下図のようにすればよい。

メッセージを送信する

 メッセージの送信には、シリアルオブジェクトの出力を使う。次のプログラムでは、「こんにちは」を送信している。

システム! "protchrm" 使う。
最初に実行=「
 通信端子!"こんにちは"送信。
」。
プロッチ!転送。

メッセージを受信する

 メッセージの受信には、シリアルオブジェクトの読むを使う。取得した文字をラベルに書くことでドリトルの実行画面で確認できる。

システム! "protchrm" 使う。
最初に実行=「
  受信ラベル=ラベル!作る。
」。

繰り返し実行=「
  受信ラベル!(通信端子!受信)書く。
」。
プロッチ!転送。

シリアルオブジェクトの命令一覧

命令機能
出力文字を出力します
読む送信された文字を取得します

チャットプログラム

 次のプログラムでは、フィールドオブジェクトに書いた文字をプロッチの左スイッッチの押下により送信している。また、

システム!"protchrm"使う。
最初に実行=「
  送信フィールド=フィールド! 作る。
  受信エリア=テキストエリア! 作る。
」。

繰り返し実行=「
  「(左スイッチ!接触?)==はい」!なら「
    通信端子! (送信フィールド! 読む)送信
  」実行。
  受信値=通信端子! 受信。
  「受信値!=””」! なら「
    受信エリア! (受信値)書く。
  」実行。
」。
プロッチ!転送。

 上記のプログラムを実行すると下図のような実行画面が現れる。①はフィールドに記述した文字を「送信」ボタンを押すことで送信する。②は送られてきた文字が書かれる。

ch_protchcommunication.1552634015.txt.gz · 最終更新: 2019/03/15 16:13 by klab