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ch_protchrm [2018/10/21 19:23] klab |
ch_protchrm [2019/01/23 19:40] klab |
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ライン 3: | ライン 3: | ||
## プロッチについて | ## プロッチについて | ||
- | プロッチは、山崎教育システム株式会社が開発したロボット教材である。LEDの点灯や、センサを利用した各種計測、モータの制御を行うことができる。またプロッチを2台使用することによりパソコン間での文字のやりとり(チャット)などのプログラムを作ることが可能である。現在ドリトルで対応しているプロッチは「オリジナルプロッチ((プロッチの仕様については同社のサイト(http://protch.jp/)に詳しく掲載されている。))」という製品である。 | + | プロッチは、山崎教育システム株式会社と株式会社モノ・グラムが開発・販売する教育教材である。LEDの点灯や、センサを利用した各種計測、モータの制御を行うことができる。またプロッチを2台使用することにより2つのパソコン間での文字や数字のやりとりをするプログラムを作ることもできる。 |
+ | なお、ドリトルでは「オリジナルプロッチ」に対応している。((プロッチの仕様については同社のサイト(http://protch.jp/)に詳しく掲載されている。)) | ||
### プロッチの各部品の名称 | ### プロッチの各部品の名称 | ||
- | プロッチは標準でセンサが6つ、LEDライトが2つ、モータが2つ、ブザーが1つ搭載している。また、拡張パーツには距離センサ、サーボモータ、通信コードがある。それぞれの配置を下図((赤色:センサ類、青色:モータ類、緑色:拡張パーツ、黒色:ロボットを動かすために必要な部分))に示す。 | + | プロッチで利用できるセンサ、アクチュエータ、拡張パーツを下図と表に示す。なお、図については、センサ系を赤色、アクチュエータ系を青色、拡張パーツを緑色、電源やUSBなどプログラムの実行に必要な部品を黒色で示している。 |
{{:pasted:protch.png}} | {{:pasted:protch.png}} | ||
ライン 351: | ライン 352: | ||
## 文字のやりとり | ## 文字のやりとり | ||
- | プロッチを2台使うことで文字を送ることができる。文字の送受信はシリアルオブジェクトの**出力**で文字を送信し、**読む**で送信された文字を取得できる。プロッチ2台を繋ぐためには、ジャンパワイヤーなどの通信コードを使う。 | + | プロッチを2台使うことで文字を送ることができる。文字の送受信はシリアルオブジェクトの**出力**で文字を送信し、**読む**で送信された文字を取得できる。プロッチ2台を繋ぐためには、ジャンパワイヤーなどの通信コードを使う。パソコンとの接続は下図のように行う。 |
{{:pasted:protch_chat_pc.jpg}} | {{:pasted:protch_chat_pc.jpg}} | ||
+ | ジャンパーワイヤーの配線については、下図のようにすればよい。 | ||
{{:pasted:protch_chat.png}} | {{:pasted:protch_chat.png}} | ||