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ch_qa_sample_prg [2020/02/12 12:56] klab |
ch_qa_sample_prg [2020/12/11 22:05] klab |
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ライン 288: | ライン 288: | ||
- | ## Q11:WebAPIやWebクライアントオブジェクトが通信できない場合の対処方法 | + | ## Q13:WebAPIやWebクライアントオブジェクトが通信できない場合の対処方法 |
学校のネットワークでは,プロキシサーバを通してインターネットと通信している場合があります。 | 学校のネットワークでは,プロキシサーバを通してインターネットと通信している場合があります。 | ||
WebAPIやWebクライアントで通信ができない場合は,下記の設定を行い,通信ができるか試してみてください。 | WebAPIやWebクライアントで通信ができない場合は,下記の設定を行い,通信ができるか試してみてください。 | ||
ライン 306: | ライン 306: | ||
なお,Ver.3.40以降では,ドリトルのプログラム上から,http/https通信用プロキシ設定をできるように機能変更を予定しています。 | なお,Ver.3.40以降では,ドリトルのプログラム上から,http/https通信用プロキシ設定をできるように機能変更を予定しています。 | ||
* http通信のプロキシ設定については,Ver3.31時点においても,**システム!proxy**を用いることで,ドリトルコード上からでも可能です。 | * http通信のプロキシ設定については,Ver3.31時点においても,**システム!proxy**を用いることで,ドリトルコード上からでも可能です。 | ||
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+ | ## Q14:双方向通信(サーバーオブジェクト)による通信ができない場合の対処法 | ||
+ | 学校のネットワークでは,各コンピュータが[[ファイアーウォール]]を利用している場合,この設定内容によっては, | ||
+ | サーバー機能による通信が遮断されてしまう場合があります. | ||
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+ | この場合には2つの対応方法が考えられます. | ||
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+ | **■ファイアーウォールの設定を変更し,通信を遮断しないようにする.** | ||
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+ | ドリトルのサーバー機能は通信時に2020ポートを利用します.\\ | ||
+ | ご利用のファイアーウォールの設定(通信ルールの設定)にて,2020ポートの送受信を許可してください. | ||
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+ | なお,ドリトルのサーバ機能については,ローカルエリアのみの通信で完結しています.\\ | ||
+ | 2020ポートを利用して,インターネットに接続することはありません.\\ | ||
+ | ファイアーウォールの設定時,2020ポートの通信許可は利用するネットーワークのセグメントのみに限定いただいてOKです. | ||
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+ | **■ファイアーウォールの設定は変更せず,ドリトル側で通信可能なポートを指定する.**\\ | ||
+ | 下記の手順を実施してからプログラミングをすることで,ドリトルがサーバー機能で通信をする際の通信ポートを設定することができます.\\ | ||
+ | この手順は,ドリトルを起動した直後に一回だけ実行すればOKです. | ||
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+ | __【ポートを指定してサーバーを起動する手順】__ \\ | ||
+ | 1. 編集画面で「システム! XXX サーバーポート。」と記載して,実行ボタンを押す. \\ | ||
+ | 2. serverのチェックをONにする\\ | ||
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+ | ※通信ができない場合は,ドリトルを終了して,もう一度立ち上げてから上記を再度試してください. | ||
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+ | また,初期設定のファイルを作成することで,起動時に通信ポートの設定が完了した状態からプログラム作成をスタートすることができます.\\ | ||
+ | (ただし,いくつかの制限事項があります.「3」の注意をご確認ください.) | ||
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+ | __【あらかめポートを指定してサーバーを起動する手順】__ \\ | ||
+ | 1. dolittle.jar(dolittle.bat)と同じフォルダ上に,startup.iniという名前のテキストファイルを作る.\\ | ||
+ | 2. 作成したstartup.ini内に以下の記述をして保存する.(XXXは利用するポート番号に置き換えてください) \\ | ||
+ | //システム! XXX サーバーポート。 //\\ | ||
+ | //サーバー! "localhost" 接続。 //\\ | ||
+ | 3. dolittle.batを起動し、一度「実行」ボタンを押下する.(注意:これより前に編集画面の「server」ボタンを押下しないよう留意してください)\\ | ||
+ | 4. 指定したポートでサーバーが起動しているので、以降は通信プログラムを通常通り記述・実行してください. | ||
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+ | **■サーバー機能を利用する際の補足** | ||
+ | * 既にサーバーが起動している場合やうまく通信できない場合は、一度ドリトルを閉じてから上記の手順1から再度お試しください. | ||
+ | * 接続する側(送信する側)は、『システム! XXX サーバーポート。』を『サーバー! "YYY" 接続。』の前に記述してください.(XXXはポート番号、YYYは接続先のIPアドレスに置き換えてください) | ||
+ | * ドリトルのサーバー機能による通信は,LANのみで簡潔しインターネットへの接続を必要としません. \\ コンピュータ室のセグメントのみ通信を許可する設定をしたコンピュータ上でも動作可能です. | ||
+ | * 利用可能な通信ポートの設定やセキュリティポリシーは,組織ごとに異なります. \\ コンピュータの設定状況は,利用可能なポートなどのについては,ネットワーク管理者または管理会社等にご確認ください. | ||
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