プログラミング言語「ドリトル」

大阪電気通信大学 兼宗研究室

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ch_qa_sample_prg [2020/02/21 12:59]
klab
ch_qa_sample_prg [2020/02/21 14:59]
klab [Q14:双方向通信(サーバーオブジェクト)による通信ができない場合の対処法]
ライン 288: ライン 288:
  
  
-## Q11:​WebAPIやWebクライアントオブジェクトが通信できない場合の対処方法+## Q13:​WebAPIやWebクライアントオブジェクトが通信できない場合の対処方法
 学校のネットワークでは,プロキシサーバを通してインターネットと通信している場合があります。 学校のネットワークでは,プロキシサーバを通してインターネットと通信している場合があります。
 WebAPIやWebクライアントで通信ができない場合は,下記の設定を行い,通信ができるか試してみてください。 WebAPIやWebクライアントで通信ができない場合は,下記の設定を行い,通信ができるか試してみてください。
ライン 309: ライン 309:
  
  
-## Q12:​双方向通信(サーバーオブジェクト)による通信ができない場合の対処法+## Q14:​双方向通信(サーバーオブジェクト)による通信ができない場合の対処法
 学校のネットワークでは,各コンピュータが[[ファイアーウォール]]を利用している場合,この設定内容によっては, 学校のネットワークでは,各コンピュータが[[ファイアーウォール]]を利用している場合,この設定内容によっては,
 サーバー機能による通信が遮断されてしまう場合があります. サーバー機能による通信が遮断されてしまう場合があります.
ライン 324: ライン 324:
 ファイアーウォールの設定時,2020ポートの通信許可は利用するネットーワークのセグメントのみに限定いただいてOKです. ファイアーウォールの設定時,2020ポートの通信許可は利用するネットーワークのセグメントのみに限定いただいてOKです.
  
-**■ファイアーウォールの設定は変更せず,ドリトル側で通信可能なポートを指定する.**+**■ファイアーウォールの設定は変更せず,ドリトル側で通信可能なポートを指定する.**\\ 
 +下記の手順を実施してからプログラミングをすることで,ドリトルがサーバー機能で通信をする際の通信ポートを設定することができます.\\ 
 +この手順は,ドリトルを起動した直後に一回だけ実行すればOKです. ​
  
-ドリルでは,\\ +__【ポーを指定してサーバーを起動する手順】__ ​\\ 
-<color #​22b14c>//​システム!2000 サーバーポート。 //</​color> ​\\ +  1. 編集画面で「システム! XXX サーバーポート。」と記載して,実行ボタンを押す. ​\\ 
-命令を 「サーバー!"​xxx"​接続.」の命令より前記載することで,通信で利用する通信ポートを指定することができます.+  2. serverチェックONにする\\
  
-また,学習者に通信ポートを意識させたくない(上記の命令を書かせたくない)場合は,初期設定のファイルを作成することで,起動時に通信ポートの設定が完了した状態からプログラム作成スタートすることができます\\+通信ができない場合は,ドリトルを了して,もう一度立ち上げてから上記再度試してください
  
-__【初期設定ファイルの作成手順】__ + 
-  ​- ​dolittle.jar(dolittle.bat)と同じフォルダ上に,startup.iniという名前のテキストファイルを作る. +また,初期設定ファイルを作成することで,起動時に通信ポート設定が完了した状態からプログラム作成をスタートすることができます.\\ 
-  ​- ​作成したstartup.ini内に以下の記述をして保存する.(XXX部分通信に利用するポート番号を記載してください) \\ +(ただし,いくつかの制限事項があります.「3」の注意をご確認ください.) 
-    //​システム! XXX サーバーポート。 //+ 
 +__【あらかめポートを指定してサーバーを起動する手順】__ \\ 
 +  1. dolittle.jar(dolittle.bat)と同じフォルダ上に,startup.iniという名前のテキストファイルを作る.\\ 
 +  2. 作成したstartup.ini内に以下の記述をして保存する.(XXXは利用するポート番号に置き換えてください) \\ 
 +    //​システム! XXX サーバーポート。 //\\ 
 +    //​サーバー! "​localhost"​ 接続。 //\\ 
 +  3. dolittle.batを起動し、一度「実行」ボタンを押下する.(注意:これより前に編集画面の「server」ボタンを押下しないよう留意してください)\\ 
 +  4. 指定したポートでサーバーが起動しているので、以降は通信プログラムを通常通り記述・実行してください.
  
 **■サーバー機能を利用する際の補足** **■サーバー機能を利用する際の補足**
-  * ドリトルのサーバー機能は「server」の項目にチェックを入れたとのみ有効とります. \\ ドリトルの未起動時,​終了後,よび,「server」項目チェックを入れていない場合ついは通信を行ません. \\ (通信自体が有効になりません+  * 既にサーバーが起動している場合やうまく通信できない場合は、一度ドリトルを閉じてから上記手順1から再度試しください. 
 +  * 接続する側(送信する側)は、『システム! XXX サーバーポート。』を『サーバー! "​YYY"​ 接続。』記述しくださ.(XXXはポート番号、YYYは接続先のIPアドレス置き換えください)
   * ドリトルのサーバー機能による通信は,LANのみで簡潔しインターネットへの接続を必要としません. \\ コンピュータ室のセグメントのみ通信を許可する設定をしたコンピュータ上でも動作可能です.   * ドリトルのサーバー機能による通信は,LANのみで簡潔しインターネットへの接続を必要としません. \\ コンピュータ室のセグメントのみ通信を許可する設定をしたコンピュータ上でも動作可能です.
   * 利用可能な通信ポートの設定やセキュリティポリシーは,組織ごとに異なります. \\ コンピュータの設定状況は,利用可能なポートなどのについては,ネットワーク管理者または管理会社等にご確認ください.   * 利用可能な通信ポートの設定やセキュリティポリシーは,組織ごとに異なります. \\ コンピュータの設定状況は,利用可能なポートなどのについては,ネットワーク管理者または管理会社等にご確認ください.
ch_qa_sample_prg.txt · 最終更新: 2020/12/11 22:26 by klab