プログラミング言語「ドリトル」

大阪電気通信大学 兼宗研究室

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ch_syntax [2020/07/11 04:46]
klab [プログラミングとは]
ch_syntax [2020/07/11 04:48]
klab [オブジェクト、プロパティ、変数]
ライン 31: ライン 31:
 一般にプログラムでは、さまざまな情報(データ)を取り扱う。ドリトルでは、これらを総称して**オブジェクト**(もの)と呼んでいる。我々が日常生活で接する「もの」はさまざまな大きさ、形、色、機能を持っているが、ドリトルのオブジェクトも同様である。ドリトルはコンピュータ上で動くプログラミング言語なので、これらの大きさ、色、機能なども、それらをプログラムで扱うとしたら、すべてコンピュータの上の情報として表すことになる…つまり、大きさ、色、機能などの情報もまたもとのオブジェクトに付随するオブジェクトだということになる。このような、オブジェクトに付随する情報をそのオブジェクトの**プロパティ**と呼ぶ。 一般にプログラムでは、さまざまな情報(データ)を取り扱う。ドリトルでは、これらを総称して**オブジェクト**(もの)と呼んでいる。我々が日常生活で接する「もの」はさまざまな大きさ、形、色、機能を持っているが、ドリトルのオブジェクトも同様である。ドリトルはコンピュータ上で動くプログラミング言語なので、これらの大きさ、色、機能なども、それらをプログラムで扱うとしたら、すべてコンピュータの上の情報として表すことになる…つまり、大きさ、色、機能などの情報もまたもとのオブジェクトに付随するオブジェクトだということになる。このような、オブジェクトに付随する情報をそのオブジェクトの**プロパティ**と呼ぶ。
  
-{{:​pasted:​20180103-210129.png}}+{{:​pasted:​20180103-210129.png?300}}
  
 このように、すべての情報をオブジェクトとして統一的に扱い、さまざまな機能もオブジェクトに付随しているという形で扱うプログラミング言語を**オブジェクト指向言語**という。今日のソフトウェア開発ではオブジェクト指向言語が多く使われる。C++、Javaなどはオブジェクト指向言語の例である。ドリトルもオブジェクト指向言語である。 このように、すべての情報をオブジェクトとして統一的に扱い、さまざまな機能もオブジェクトに付随しているという形で扱うプログラミング言語を**オブジェクト指向言語**という。今日のソフトウェア開発ではオブジェクト指向言語が多く使われる。C++、Javaなどはオブジェクト指向言語の例である。ドリトルもオブジェクト指向言語である。
ライン 43: ライン 43:
 </​code>​ </​code>​
  
-{{:​pasted:​20180103-210149.png}}+{{:​pasted:​20180103-210149.png?250}}
  
 変数は「いれもの」なので、プログラムの中でさまざまに内容(オブジェクト)を入れ換えることもできる。ある変数の内容を入れ換えないで、ずっと1つのオブジェクトを入れておく場合には、その変数の名前のことを、その「オブジェクトの名前」だと思っていても差し支えない。 変数は「いれもの」なので、プログラムの中でさまざまに内容(オブジェクト)を入れ換えることもできる。ある変数の内容を入れ換えないで、ずっと1つのオブジェクトを入れておく場合には、その変数の名前のことを、その「オブジェクトの名前」だと思っていても差し支えない。
ch_syntax.txt · 最終更新: 2020/07/11 05:22 by klab