プログラミング言語「ドリトル」

大阪電気通信大学 兼宗研究室

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info4t_server_js [2021/05/12 21:55]
klab
info4t_server_js [2021/05/21 13:01] (現在)
klab [本機能で割り当てられるIPアドレスについて]
ライン 1: ライン 1:
 +# 教員向け情報:オンライン版における通信機能の特徴
 +
 ##  本機能で割り当てられるIPアドレスについて ##  本機能で割り当てられるIPアドレスについて
 本機能によるネットワーク通信では、IPアドレスを指定した通信プログラムを記述します。  ​ 本機能によるネットワーク通信では、IPアドレスを指定した通信プログラムを記述します。  ​
ライン 6: ライン 8:
 この仮想のローカルIPアドレスを用いて個人のICT端末にアクセスすることはできません。  ​ この仮想のローカルIPアドレスを用いて個人のICT端末にアクセスすることはできません。  ​
 見かけ上、サーバーのPCとクライアントのPC間で直接通信をしているように振る舞いますが、実際にはオンライン版ドリトルを提供しているサーバーを仲介してやり取りを行うため、端末間で直接通信することはありません。  ​ 見かけ上、サーバーのPCとクライアントのPC間で直接通信をしているように振る舞いますが、実際にはオンライン版ドリトルを提供しているサーバーを仲介してやり取りを行うため、端末間で直接通信することはありません。  ​
-なお、PCからサーバへの一方向の通信であるため、学校外部のネットワークから学校内部のネットワークにアクセスが行われることもありません。) +この時の通信はPCからサーバへの一方向の通信であるため、学校外部のネットワークから学校内部のネットワークにアクセスが行われることもありません。 ​  
- +また、ルーム機能(後述)を利用しない限り、同一のネットワーク上の端末(厳密にはグローバルIPアドレスが共通の端末)以外からは、仮想のIPアドレスを指定しても同機能で有効化したサーバにはアクセスすることはできません。 ​
-また、Room機能(後述)を利用しない限り、同一のネットワーク上の端末(厳密にはグローバルIPアドレスが共通の端末)以外からは、仮想のIPアドレスを指定しても同機能で有効化したサーバにはアクセスすることはできません。 ​+
  
  
ライン 17: ライン 18:
 異なる組織や各家庭のネットワークから接続した際にはグローバルIPアドレスが原則として異なるため、オンライン版ドリトルは同一のネットワーク上にあるとは見なさず、異なるネットワーク上の端末と識別します。  ​ 異なる組織や各家庭のネットワークから接続した際にはグローバルIPアドレスが原則として異なるため、オンライン版ドリトルは同一のネットワーク上にあるとは見なさず、異なるネットワーク上の端末と識別します。  ​
 この場合、異なるネットワーク間では仮想のIPアドレスを指定しても同じサーバーに接続することはできません。  ​ この場合、異なるネットワーク間では仮想のIPアドレスを指定しても同じサーバーに接続することはできません。  ​
-異なるネットワーク間で、同じグループとして使える仮想のローカルIPアドレスを割り当てるためには[[ref_roomid_js|room機能]]を利用する必要があります。+異なるネットワーク間で、同じグループとして使える仮想のローカルIPアドレスを割り当てるためには[[ref_roomid_js|ルーム機能]]を利用する必要があります。
  
  
ライン 43: ライン 44:
  
 ### 異なるネットワークからのアクセスが想定される場合 ### 異なるネットワークからのアクセスが想定される場合
-LTE回線を利用して授業をする場合や、自宅からの受講を想定したオンライン授業、何らかの事情により学校以外からの参加者がいる授業を行う場合などが、概ねこれに該当します。+LTE回線を利用して授業をする場合や、自宅からの受講を想定したオンライン授業、何らかの事情により学校以外からの参加者がいる授業を行う場合などが、概ねこれに該当します。 ​  
 +該当ケースで端末間の通信プログラムを使いたい場合には、ルーム機能を用いてそれぞれの端末が同一のグループのメンバであることを明示する必要があります。
   - 授業開始前日などに予め[[ref_roomid_js|ルームID]]を取得する   - 授業開始前日などに予め[[ref_roomid_js|ルームID]]を取得する
-  - 生徒にルームIDを通知する(同時に生成されるURLを通知すると、なお便利です+  - 生徒にルームIDを通知する(※1
   - 授業中、指定のルームに入室していることを画面上の表示から確認させる   - 授業中、指定のルームに入室していることを画面上の表示から確認させる
   - あとは同一のネットワーク上にいる場合と同じように授業を行う   - あとは同一のネットワーク上にいる場合と同じように授業を行う
 +
 +※1:  ​
 +ルームID取得時に合わせて生成されるURLを用いてオンライン版ドリトルにアクセスすることで、生徒がルームIDを入力する必要がなくなります。参加者にURLを通知する方法をお持ちの場合にご活用ください。
  
 ### 上記以外の事前準備が必要なケース(例外ケース) ### 上記以外の事前準備が必要なケース(例外ケース)
info4t_server_js.1620824142.txt.gz · 最終更新: 2021/05/12 21:55 by klab