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ref_file33 [2020/01/05 20:31] klab [テキストファイル] |
ref_file33 [2020/04/23 22:07] klab |
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ライン 1: | ライン 1: | ||
- | ## オブジェクトファイル | ||
- | * オブジェクトをファイルに保存しておくためのオブジェクトです。 | ||
- | * 保存したオブジェクトは、再び読み込んで使うことができます。 | ||
- | * 数値、文字列、配列のオブジェクトに対応しています。 | ||
- | * オンライン版では利用できません。 | ||
- | |||
- | * **作る**: オブジェクトファイルを作ります。パラメータとしてファイル名を指定します。 | ||
- | * (例)「file1.txt」というファイルを使う、「記録」というオブジェクトファイルを作ります。 | ||
- | |||
- | <code> | ||
- | 記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。 | ||
- | </code> | ||
- | * **書く** : 名前を付けてオブジェクトを書き込みます。この名前はファイルから読み出すときのキーワードになります。オブジェクトの名前と違っても構いません。 | ||
- | * (例)オブジェクトファイルに「point」という名前で「30」という値を保存します。 | ||
- | |||
- | <code> | ||
- | 記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。 | ||
- | 点数=30。 | ||
- | 記録!"point"(点数)書く。 | ||
- | </code> | ||
- | * **読む** : 名前を指定してオブジェクトを読み出します。保存してあったオブジェクトが返されます。 | ||
- | * (例)オブジェクトファイルから「point」という名前の値を取り出して表示します。 | ||
- | |||
- | <code> | ||
- | 記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。 | ||
- | 得点=記録!"point" 読む。 | ||
- | ラベル!(得点)作る。 | ||
- | </code> | ||
- | * **消す** : 名前を指定してオブジェクトを消します。 | ||
- | * (例)オブジェクトファイルから「point」という名前の値を消します。 | ||
- | |||
- | <code> | ||
- | 記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。 | ||
- | 記録!"point" 消す。 | ||
- | </code> | ||
- | |||
- | |||
## テキストファイル | ## テキストファイル | ||
* ファイルに文字列を読み書きするためのオブジェクトです。 | * ファイルに文字列を読み書きするためのオブジェクトです。 | ||
* ファイルに書くときは、1行ずつ文字列を追加できます。配列を書き込む場合は、ファイルの内容が配列の内容で置き換わります。 | * ファイルに書くときは、1行ずつ文字列を追加できます。配列を書き込む場合は、ファイルの内容が配列の内容で置き換わります。 | ||
- | * ファイルから読むときは、全体を配列に読み込みます。デフォルトの文字コードはOSごとに異なります(WindowsはShift-JIS、MacとLinuxはUTF-8)。 | + | * ファイルから読むときは、全体を配列に読み込みます。デフォルトの文字コードはOSごとに異なります(WindowsはShift-JIS、MacとLinuxはUTF-8)。ファイルが存在しない場合は空の配列が返ります。 |
- | * ファイルの文字コードがデフォルトのものでない場合、「読む」では第2引数に文字コードを指定し、文字コードを変更できます。 | + | * ファイルの文字コードがデフォルトのものでない場合、「読む」では引数として文字コードを指定して読み込むことができます。 |
* オンライン版では利用できません。 | * オンライン版では利用できません。 | ||
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</code> | </code> | ||
+ | |||
+ | ## オブジェクトファイル | ||
+ | * オブジェクトをファイルに保存しておくためのオブジェクトです。 | ||
+ | * 保存したオブジェクトは、再び読み込んで使うことができます。 | ||
+ | * 数値、文字列、配列のオブジェクトに対応しています。 | ||
+ | * オンライン版では利用できません。 | ||
+ | |||
+ | * **作る**: オブジェクトファイルを作ります。パラメータとしてファイル名を指定します。 | ||
+ | * (例)「file1.txt」というファイルを使う、「記録」というオブジェクトファイルを作ります。 | ||
+ | |||
+ | <code> | ||
+ | 記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。 | ||
+ | </code> | ||
+ | * **書く** : 名前を付けてオブジェクトを書き込みます。この名前はファイルから読み出すときのキーワードになります。オブジェクトの名前と違っても構いません。 | ||
+ | * (例)オブジェクトファイルに「point」という名前で「30」という値を保存します。 | ||
+ | |||
+ | <code> | ||
+ | 記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。 | ||
+ | 点数=30。 | ||
+ | 記録!"point"(点数)書く。 | ||
+ | </code> | ||
+ | * **読む** : 名前を指定してオブジェクトを読み出します。保存してあったオブジェクトが返されます。 | ||
+ | * (例)オブジェクトファイルから「point」という名前の値を取り出して表示します。 | ||
+ | |||
+ | <code> | ||
+ | 記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。 | ||
+ | 得点=記録!"point" 読む。 | ||
+ | ラベル!(得点)作る。 | ||
+ | </code> | ||
+ | * **消す** : 名前を指定してオブジェクトを消します。 | ||
+ | * (例)オブジェクトファイルから「point」という名前の値を消します。 | ||
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+ | <code> | ||
+ | 記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。 | ||
+ | 記録!"point" 消す。 | ||
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