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ch_server

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ch_server [2018/01/04 01:21] – 作成 kanemunech_server [2018/02/09 11:05] (現在) klab
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 +#  ネットワーク通信
 +ドリトルではサーバーを起動することで、ネットワークに接続された他のコンピュータ上のドリトルと通信することが可能になる。
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 +##  サーバーの起動
 +サーバーはドリトルの編集画面から「server」のチェックボックスをクリックすることで起動することができる。警告のウィンドウが表示された場合には、「ブロックを解除する」を選択する。
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 +{{:pasted:20180103-162043.png}}
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 +起動すると、「server」のチェックボックスの下に枠が表示される。
 +サーバに情報が送られると、この枠内に内容が随時表示される。
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 +{{:pasted:20180103-162058.png}}
 +
 +
 +##  IPアドレスの確認
 +ドリトルがサーバーと通信するときは、サーバーが起動しているコンピュータを指定する必要がある。ドリトルがサーバーと同じコンピュータで動作している場合は、コンピュータ名として **localhost** を指定することで通信できる。
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 +ドリトルがサーバーと異なるコンピュータで動作している場合は、サーバーの動作している**コンピュータ名**または**IPアドレス**を指定する。ドリトルが動作しているコンピュータのIPアドレスは、サーバー画面の下部に表示されている。(「192.168.11.8」の部分はコンピュータによって異なる)
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 +{{:pasted:20180103-162117.png}}
 +
 +
 +##  サーバーとの接続
 +サーバーと通信するプログラムでは、最初にサーバーとの**接続**を行う。次のプログラムはドリトルが動いているコンピュータで動作しているサーバーと接続する。異なるコンピュータで動作している場合には、「localhost」 の代りにサーバーが動作しているコンピュータを名前かIPアドレスで指定する。
 +<code>
 + サーバー!"localhost" 接続。
 +</code>
 +
 +
 +
 +##  オブジェクトの書き込み
 +あるコンピュータ上で作ったタートルやボタンなどの各種のオブジェクトをサーバーに登録することで、他のコンピュータに受け渡すことができる。
 +
 +サーバーオブジェクトの**書く**という命令により、指定したオブジェクトの複製をサーバー上に名前を付けて登録できる。次のプログラムでは、「かめた」 という名前のタートルオブジェクトを、サーバーに 「kameta」 という名前で登録している。
 +<code>
 + サーバー!"localhost" 接続。
 + かめた=タートル!作る。
 + サーバー!"kameta" (かめた)書く。
 +</code>
 +
 +
 +
 +##  オブジェクトの読み出し
 +サーバーに書き込んだオブジェクトは、**読む**という命令により、読み出して利用することができる。次のプログラムでは、サーバー上に「kameta」 という名前で登録されたタートルオブジェクトを、使用中のドリトル上に複製し「かめきち」という名前を付けている。
 +
 +{{:pasted:20180103-162139.png}}
 +
 +<code>
 + サーバー!"localhost" 接続。
 + かめきち=サーバー!"kameta" 読む。
 + かめきち!100 歩く。
 +</code>