プログラミング言語「ドリトル」

大阪電気通信大学 兼宗研究室

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ref_webclient33

Webクライアント

  • HTTP通信で、サーバから情報を取得するためのオブジェクトです。
  • Webサーバにアクセスして、HTMLファイルなどを取得できます。
  • GETでのリクエストに対応しています。
  • 取得データ中のUnicordエスケープ(\uXXXX)は元の文字列に変換されます。
  • 通信ポートを省略した場合は80が使われます。
  • プロキシを利用している場合はWebクライアントを作る前に設定が必要です。ルートの「proxy」の項を確認してください。
  • オンライン版では利用できません。
  • 作る: Webクライアントオブジェクトを作成します。
    • (例)wという名前でWebクライアントオブジェクトを生成します。
 w=Webクライアント!作る。
  • 読む : Webサーバからデータを取得します。引数に、URLと通信ポートとエンコーディングを指定します。通信ポートとエンコーディングは省略可能です。
    • 戻り値はWebサーバから取得した文字列です。
      • 戻り値のプロパティ「header」には、取得したヘッダが配列で入ります。
      • 戻り値のプロパティ「retcode」には、レスポンスコードが文字列で入ります。
      • 戻り値のプロパティ「retmsg」には、レスポンスメッセージが文字列で入ります。
    • (例)URL“https://dolittle.eplang.jp/“が示すデータを、Webサーバから取得します。
  w=Webクライアント!作る。
  ret=w!"https://dolittle.eplang.jp/" 読む。
  テキストエリア!(ret)作る 600 50 大きさ。
  • (例)通信ポートを指定します。
  w=Webクライアント!作る。
  ret=w!"https://dolittle.eplang.jp/" 80 読む。
  テキストエリア!(ret)作る 600 50 大きさ。
  • (例)エンコーディングを指定します。
  w=Webクライアント!作る。
  ret=w!"https://dolittle.eplang.jp/" "UTF-8" 読む。
  テキストエリア!(ret)作る 600 50 大きさ。

WebAPI

  • WebAPIサーバにアクセスして情報を取得するためのオブジェクトです。
  • GETでのリクエストに対応しています。
  • オンライン版では利用できません。
  • 作る: WebAPIオブジェクトを作成します。
    • (例)waという名前でWebAPIオブジェクトを生成します。
 wa=WebAPI!作る。
  • 読む: Webクライアントオブジェクトを作成します。
    • オブジェクトのプロパティでURLとパラメータを設定します。urlの設定は必須です。
    • 取得データはJSON形式に対応しています。取得したデータをプロパティと配列の構造に変換したオブジェクトを返します。
    • (例)wという名前でWebクライアントオブジェクトを生成します。
 wa=webapi!作る。
 wa:url="https://zip-cloud.appspot.com/api/search"。
 wa:zipcode="0790177"。
 ret=wa!読む。
 フィールド!(ret:results_1:address3)作る。
ref_webclient33.txt · 最終更新: 2020/01/06 06:01 by klab