プログラミング言語「ドリトル」

大阪電気通信大学 兼宗研究室

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ch_protch

**以前のリビジョンの文書です**

プロッチを接続モードで動かしてみよう

 ここでは、ドリトルからプロッチを独立モードで動かす方法について解説する。独立モードでは、ドリトルで作成した制御プログラムをプロッチに転送し、プロッチ単体での動作が可能である。

ドリトルから通信プログラムを転送する。

 通信プログラムの転送の手順について解説する。

  • ドリトルの編集画面でプログラムを記述する。
システム!"protch"使う。
  • プログラムを実行する。
  • 「通信プログラムを転送しますか?」と表示されるので「はい(Y)」を選択する。1)

  • 「ポートを選択してください。」と表示されるのでプロッチを接続してるCOMポートを選択する。2)

  • プロッチに転送が行われ「転送完了」が表示されるまで待つ。3)
  • 「OK」を選択して閉じる。

通信プログラムが転送されると下図のようにプロッチが赤色の点灯状態になる。4)

protch_transmision_status.jpg

動作確認と操作方法について

 ここでは、動作環境が正しく準備できたかの確認と一緒に操作方法について説明する。動作確認には、次のプログラムを使用する。

システム!"protchrm"使う。
最初に実行=「
 プロッチ!動作確認。
」。

 プロッチのプログラムを実行すると下図のように「動作開始」ボタンと「動作終了」ボタンが現れる。

  • 動作開始ボタン:プログラムを実行してから、押すことで動作が開始する。
  • 動作終了ボタン:動作を終了するときに押すことで終了する。

 上記のプログラムを実行した場合、左ライトが一回点灯すればOKである。最後に「動作終了」ボタンを押して終了することに注意する。

プロッチのプログラムの基本

 ドリトルからプロッチを制御するプログラムは、次の形で記述する。先頭の行では、プロッチを使うプログラムを作成することを示している。以後、プロッチ本体を表す「プロッチ」5)というオブジェクトを使うことができるようになる。

システム!"protchrm"使う。
最初に実行=「
   ・・・
」。
繰り返し実行=「
   ・・・
」。

最初に実行の「…」の部分には、一度だけ実行したいプログラムを書く。

繰り返し実行の「…」の部分には、何度も繰り返して実行したいプログラムを書く。

システム!“protch” 使う。

最初に実行=「  左ライト!点灯。  プロ!1 待つ。  左ライト!消灯。  プロ!1 待つ。 」。 プロ!転送。 </code>

1)
「Windowsセキュリティの重要な警告」が表示された場合は「アクセスを許可する(A)」を選択する。
2)
COM*の部分は環境によって異なる。
3)
5秒程度かかる。
4)
緑色の点灯は、電源を入れている状態を示す。
5)
「protch」「プロ」も使用できる。
ch_protch.1539427841.txt.gz · 最終更新: 2018/10/13 19:50 by klab