ref_file
オブジェクトファイル
- オブジェクトをファイルに保存しておくためのオブジェクトです。
- 保存したオブジェクトは、再び読み込んで使うことができます。
- 数値、文字列、配列のオブジェクトに対応しています。
- オンライン版では利用できません。
- 作る: オブジェクトファイルを作ります。パラメータとしてファイル名を指定します。
- (例)「file1.txt」というファイルを使う、「記録」というオブジェクトファイルを作ります。
記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。
- 書く : 名前を付けてオブジェクトを書き込みます。この名前はファイルから読み出すときのキーワードになります。オブジェクトの名前と違っても構いません。
- (例)オブジェクトファイルに「point」という名前で「30」という値を保存します。
記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。 点数=30。 記録!"point"(点数)書く。
- 読む : 名前を指定してオブジェクトを読み出します。保存してあったオブジェクトが返されます。
- (例)オブジェクトファイルから「point」という名前の値を取り出して表示します。
記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。 得点=記録!"point" 読む。 ラベル!(得点)作る。
- 消す : 名前を指定してオブジェクトを消します。
- (例)オブジェクトファイルから「point」という名前の値を消します。
記録=オブジェクトファイル!"file1.txt" 作る。 記録!"point" 消す。
テキストファイル
- ファイルに文字列を読み書きするためのオブジェクトです。
- ファイルに書くときは、1行ずつ文字列を追加できます。配列を書き込む場合は、ファイルの内容が配列の内容で置き換わります。
- ファイルから読むときは、全体を配列に読み込みます。デフォルトの文字コードはOSごとに異なります(WindowsはShift-JIS、MacとLinuxはUTF-8)。
- ファイルの文字コードがデフォルトのものでない場合、「読む」では第2引数に文字コードを指定し、文字コードを変更できます。
- オンライン版では利用できません。
- 作る: テキストファイルを作ります。パラメータとしてファイル名を指定します。
- (例)「text1.txt」というファイルを使う、「記録」というテキストファイルを作ります。
記録=テキストファイル!"text1.txt" 作る。
- 書く : 文字列を書き込みます。ファイルの末尾に文字列を1行追加します。
- (例)テキストファイルに「“こんにちは。”」を追加します。
記録=テキストファイル!"text1.txt" 作る。 記録!"こんにちは。" 書く。 ラベル!(記録!読む)作る。
- 全部書く : 配列を書き込みます。ファイル全体を配列の中身で置き換えます。
- (例)文字列「“かめた”」、「“かめきち”」、「“カメ子”」が要素の配列を作り、テキストファイルをそれらで置き換えます。
記録=テキストファイル!"text1.txt" 作る。 全員=配列!"かめた" "かめきち" "カメ子" 作る。 記録!(全員)全部書く。 ラベル!(記録!読む)作る。
- 読む : 配列に読み出します。ファイル全体を読み、各行が要素になった配列が返されます。
- (例)テキストファイルの全体を読み込んで表示します。
記録=テキストファイル!"text1.txt" 作る。 ラベル!(記録!読む)作る。
ref_file.txt · 最終更新: by klab