プログラミング言語「ドリトル」

大阪電気通信大学 兼宗研究室

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教育用プログラミング言語「ドリトル」情報ページ

ドリトルは教育用に設計されたプログラミング言語です。中学校・高校の教科書や副教材などに採用されています。小学校(総合・算数・理科・音楽など)、中学校(技術科の計測制御・双方向コンテンツ)、高等学校(情報の科学・社会と情報、情報I・情報II)、大学(プログラミング入門、IoT)などでご利用ください。

オンラインで使ってみよう

インストールして使おう

  • ダウンロード からダウンロードしてお使いください。Windows/Mac/Linux/ラズベリーパイに対応しています。基本機能についてはファイルを展開するだけで利用可能です。
    • 安定版:V3.31(2020/01/31公開)
    • 開発版:現在、開発版はありません。

使い方の説明を見よう

情報交換しよう

機能のまとめ

  • インストール版 / オンライン版 / BitArrow版の機能の違いは、以下の表をご覧ください。詳しい情報は「こちら」をご覧ください。
  • 表中で、「対応OS」「対応ブラウザ」については、原則として各開発元のサポート対象となっているバージョンをお使いください。
  オンライン版 BitArrow版 インストール版
利用方法
利用形態 ブラウザで利用 ブラウザで利用 PCにインストールして利用
ドリトルのサイトから起動 Bit Arrowのサイトから起動 ドリトルのサイトからダウンロード
機能
タートルグラフィックス
GUIアプリケーション
統計処理
ネットワーク通信
(双方向コンテンツ)
×
外部機器制御 ×
音楽演奏 × ×
作成したプログラムの管理 端末に保存 サーバー上で管理 端末に保存
作品の公開 × QRコード / URL ×
動作環境
対応OS Windows
MacOS
Linux
Android
iOS
iPadOS
ChromeOS
Windows
MacOS
Linux
Android
iOS
iPadOS
ChromeOS
Windows
MacOS
Linux
対応ブラウザ Google Chrome
Firefox
Safari
Edge
Google Chrome
Firefox
Safari
Edge
不要

新着情報


資料

書籍

-詳しくは書籍の補足ページをご覧ください。

表紙 著者 タイトル 出版社 出版年 説明
兼宗進, 久野靖 プログラミング言語ドリトル:グラフィックスから計測・制御まで [第2版] イーテキスト研究所 2011 ドリトル全体を解説したバイブル本です(現在絶版)。主な内容はこのサイトでドリトルのマニュアルとして公開しています。
兼宗進ほか監修, 佐々木寛ほか著 IT・Literacy Scratch・ドリトル編 日本文教出版 2016 スクラッチとドリトルを学習するための生徒用テキストです。
兼宗進, 村松浩幸, 上野耕史 【東書教育シリーズ】ドリトルによるプログラミング学習 東京書籍 2017 中学校技術科の双方向コンテンツの事例としてSNS的なチャットプログラムを作成する授業テキストです。冊子の内容は会員登録することでオンラインで参照できるようです。
安藤明伸, 大村基将, 紅林秀治, 上野耕史ほか やってみようプログラミング 開隆堂 2018 中学校技術科の双方向コンテンツを含むScratchとドリトルの授業テキストです。内容をオンラインで参照可能です。
001.jpg まずはここから プログラミング事例集 東京書籍 2018 ドリトルをはじめ、高校で使用したさまざまなプログラムの実践例を紹介しています。内容をオンラインで参照可能です。
programminglesson_B+4c+ 小林祐紀, 兼宗進, 白井詩沙香,‎ 臼井英成 これで大丈夫! 小学校プログラミングの授業 3+αの授業パターンを意識する[授業実践39] 翔泳社 2018 小学校の教科学習の中で、プログラミング的な考え方や、ドリトルなどの授業事例を紹介しています。

ビデオ解説

  • BSの放送大学でドリトルなどを活用した番組「コンピュータとソフトウェア('18)」が放送されています。2018年度は水曜日の19時から。
    • 第5回(5/9)見えないコンピュータ。後半にコンビニで商品を陳列するロボットを取材しています。
    • 第8回(5/23)プログラミングの基本。ドリトルのタートルグラフィックスで反復と分岐、配列。BitArrowのCで反復と分岐を扱っています。
    • 第10回(6/13)プログラミングを利用したシミュレーション。表計算とドリトルを使ったシミュレーションを紹介しています。
    • 第11回(6/20)データベースの考え方と利用。サクセスを使いデータベースの考え方を説明しています。ドリトルの統計機能でも同様なデータベース処理が可能です。
    • 第12回(6/27)オブジェクト指向の考え方。途中で少しだけ、ドリトルを例にクラスとオブジェクトの継承を説明しています。
  • プログラミングで知るコンピュータの特徴」(未来へのトビラを拓く「情報」講座 第3回 録画映像【河合塾】2017年11月19日公開)
    • 開始49分辺りから20分間程度、オンライン版のドリトルとBitArrow版のC言語を解説しています。

授業資料

    • プログラミングの最初の時間に30分で体験できます。資料などの準備は不要です。
    • 紅林秀治先生(静岡大学教育学部)による21回分の生徒用プリントです。小学校、中学校、高校の授業で利用実績があります。
    • ※「その12」「その13」などがエラーになる場合は、最後の1行を次のように修正してお使いください。
      • その12: 全員!「|かめ| かめ!100 歩く 90 右回り 100 歩く」それぞれ実行。
      • その13: 全員!「|かめ| 「かめ!10 歩く 90 右回り 10 歩く 90 左回り」!7回 繰り返す。」それぞれ実行。
    • 佐々木寛先生(北海道小樽潮陵高校)の授業テキストです。(Wordファイル)
    • 島袋舞子先生(大阪電気通信大学)の授業スライドとサンプルプログラムです。(PDFと元のpptx/docxファイル)

開発者

  • ドリトルは兼宗研究室関係者で開発を進めています。
    • 兼宗進、大村基将、島袋舞子、長瀧寛之
    • 本多佑希、小林史弥、奥本拓哉、林康平、清水健吾
start.txt · 最終更新: 2023/08/11 01:18 by klab